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社員インタビュー

この仕事は、何もないところから自分の構想を形にして、それをお客様に喜んでいただけるのが醍醐味ですね。

株式会社 照正組 取締役部長
照屋 梨美

2005年入社(19年目)

照正組に入ったきっかけは、働いてみていかがですか?

できるだけ早く社会に出たかったので大学ではなく専門学校で設計の勉強をしました。学校の紹介で設計事務所に入社しました。ただこの会社がものすごいブラックな環境で、退社するのは毎日日付をまたいでから、休みもほとんどなかったので、疲弊して専門学校の先生に相談していました。

そのときに照正組を紹介され、当時の常務と5分ぐらい軽く話ししたら「いつから来る?」ぐらいのノリで入社が決まりました。前職で時に設計の資格は取得できていたのでそのおかげもあったかと思います。

この仕事は、何もないところから自分の構想を形にして、それをお客様に喜んでいただけるのが醍醐味ですね。お客様の希望や想いを形にしたい、そういうお手伝いから始まって建物ができて、そこに住まわれたり、投資物件にしたり、ゼロから大きなものを産み出せるのがこの仕事の喜びです。

1950年に創業した照正組は100年企業を目指しているので、私も役員として今のメンバーたちが頑張りに応じて評価され、相応の報酬をもらって豊かになれるような仕組みや会社づくりをしていくのは、私の任務かなと思っています。ですので採用や研修に力を入れていますし、一人ひとりのキャリアビジョンや人生のビジョンもしっかり話を聞いていきながら、照正組で働くことで成長できたと言ってもらえるような会社づくりを残りの人生ではやっていきたいですね。

これまで携わった仕事で、喜びや楽しさを感じたエピソードは?

20代後半ごろに関わった住宅建築が印象に残っています。その施主様は当時の私と同年代のご夫婦と中学生ぐらいの娘さんがいらっしゃっいました。物件は滞りなく完成して無事に引き渡し、ご家族はそのお家に長年住まわれていました。

何年かして、そちらのお祖母さんが亡くなったとのことで法事に伺ったのですが、当時中学生だった娘さんはすっかり大きくなって子供を2人もつ母親になっていました。その娘さんいわく施主の奥様だった母が「新しい建物に住んだ後、ものすごいパワーアップをしたんですよ!」とおっしゃられました。仕事も旦那さんとももちろんうまくいってるし、私の子どもたちの面倒もいっぱいみてくれて、パワーアップしたお母さんをみて私も嬉しかったんです。照屋さんありがとう!と感謝のお言葉をいただきました。こういう体験は財産だなと感じました。感動した出来事でしたね。

部下育成にあたって、意識していることは?

常に意識しているのは、各メンバーの仕事のボリュームが丁度いいのか多過ぎないかを気にかけています。過去には抱えきれないボリュームの仕事を持たせてしまったことで何人か退職してしまった者もいるので。建築の仕事はどうしてもハードな部分は多いので、男女の関係なく、その人に合った分量というのを気にかけるようにしています。

メンバーには自分の時間もしっかり確保してもらえるような会話をしたいと心がけていますね。自分がやりたいことや目標を達成すれば会社への貢献にも繋がっていくようになって欲しいのでプライベートの話は結構していますよ。

若いメンバーの中には成長の進みが早い子や遅い子がいるのは当然ですが、ここ数年は優秀な新人が入ってきていますね。効率が良いというか成長が早いのか、正直なところ、以前は3~4年ぐらい経験しないと一人前とは言えなかったのですが、最近の新人は2年ぐらいで一通りできるようになっちゃいます。あとは経験を積んでどんどんこなしていけば早くしてプロになれるんだろうなと思います。

照正組が他の設計事務所と違うのは、複数の案件が同時に動いているところです。一気に5~6件が動くこともあるので、そこは照正組のキツい部分かもしれないですね。それが重なってしまうと負担になってしまうので、必ずペアでメインとサブといったように組ませるようにしていますし、その中でバランスが偏ってないか、難易度などもみながら調整していっています。もちろん私自身も広報、人事も兼務しながら設計課のプレイングマネージャーとして動いているので、自分の稼働バランスも調整していますよ。

設計は建築する上での心臓部というか核になる部分なので、負担やプレッシャーは大きいと思いますが、それを自分のものにして、メンバーが1人でも多く独り立ちできるようになればと思っていますね。みんな意欲や気持ちで頑張ってくれるので、若手や中堅に限らずみんなが公私ともども輝いてくれる会社にすることが私のミッションですね。

就職活動をする学生に伝えたいことはありますか?

建築業界は、技術職を目指す若者が減っている現状があります。昔よりは改善されてきていますが、建設業はなんだかんだ言ってもまだ男社会ですし、3Kや5Kと言われているほど苦しいことはいっぱいあります。口の悪い昭和の職人さんも多いですし、暑くてキツい、工期間近になれば休みは交代でしか取れないし、土日も休めるとも限らないし、残業が必要な時も絶対あります。

ですので、なんとか新人に入ってもらおうと、採用の時だけは「うちはいい会社だよ」と伝えられたメリットだけを鵜呑みにした学生が入社してからギャップに悩んでしまう場面をたくさん見てきたので、我々も照正組のことを正直にお伝えするので、入社前にリサーチをして、インターンに参加してその会社のことを勉強して、もっと知ってから決めて欲しいと思っています。

照正組はインターンをしっかりとやっているので包み隠さずオープンに現状を見てもらっています。なので、それを見に来てそれで決めて欲しいなと思いますね。ギャップのある就職をしないように就活の時間を無駄にして欲しくないですね。私自身の就活失敗の経験も踏まえて(笑)。

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