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社員インタビュー

上司や仲間と隔たりが無く身近に話せる環境だったので、困っていてもすぐに話せたのは心強かったですね。

株式会社 照正組 建設事業部 積算室 課長代理
上原 浩敬

2000年入社(24年目)

今、どんな仕事を任されていますか?

入社してから最近までは建設事業部で現場管理をしていましたが、今は積算室に配属になりました。積算室は去年から本格的に始まった新しいチームです。もともとは設計のメンバーが兼務をしていましたが、専任メンバーに入れ替えられて運用が開始されました。現在のメンバーは5人ですが、仕事の性質上経験値が必要なチームなのでベテランのメンバーが多いですね。

私はこれまで現場管理で民間の建築に携わってきたので、チーム内では民間案件の積算を任されています。他のメンバーも公共工事や他社設計など、それぞれに知見のあるメンバーで役割を分けて運営しています。

積算チームは今までと同じ建築事業部にあるので、現場管理のチームへこちらから提案したり、逆に現場からの声を反映したりなど、お互いにすり合わせができる環境であって欲しいと考えています。積算のチーム内は部長や次長、ベテランメンバーとも話が直接できる環境にはあるので、私の方から積極的にコミュニーケーションを取るようにはしています。

今は積算の精度を上げる事や資材高騰で利益低下を抑えるために無駄を省き利益確保を目指し、アパートの仕様標準化に向けて他部門と連携を深めながら取り組んでいきたいです。

照正組に入ったきっかけは、働いてみていかがですか?

父が建築の営業をやっていたので建築業の話は身近に聞いていました。父が営業なら自分は技術系に進んでみようと思って短大に進学して建築を専攻しました。その頃から就職するなら照正組にというのは決めてましたが、インターンでお世話になった先輩たちが親切だったことでさらに入社への意欲が高まりました。

学校では基礎を習っていましたが実際の現場は全然違いました。そもそも学校の実習には職人さんはいないので。入社して最初のうちはひとりで何もできないし、教えられたことを間違えないように気を張っていました。厳しかったり辛かったりしたこともありましたが、大変なときには、上司や仲間と隔たりが無く身近に話せる環境だったので、困っていてもすぐに話せたのは心強かったですね。

自分がメンバーを見るようになると責任が伴う立場なので、外部の環境や天候、近隣へ迷惑がかかっていないかという視点で仕事をするようになっていきました。ステップアップするうちに難易度も変わってきましたが、関わった建物が完成した時の爽快感や嬉しさは新人の頃からずっと変わりません。これを味わえるのがこの仕事の魅力で好きなところですね。

これまでの仕事で、喜びや楽しさを感じたエピソードは?

長く勤めているのでいろいろありましたが、入社してから初めて自分が現場管理をした案件は印象に残っていますね。まだ全体の流れがわかったぐらいで、予算管理もうまくできていない状況で当時の課長や職人さんに怒られながらもなんとかその物件を竣工させることができました。

いざ物件を引き渡す段階になると課長や他の社員は立ち会わずに、私が最終責任者として納めたかのように演出してくれました。本当はサポートしてくれたメンバーがいっぱいいるはずなのに。今は私がベテランになったので、建物の引き渡し時に同じように担当した若手を前に立たせています。自分のように彼らにも同じ達成感を味わってくれたらいいなと思って。

ほかにも、ある現場のオーナー様から私に「ちょっと話がしたい、急いできてくれ」と急かすように連絡が入りました。クレームかと思い営業とともにオーナー様のもとへ向かうとオーナー様と奥様のお休みがたまたま揃ったので改めてご挨拶したいとのことでした。オーナー様は地鎮祭以降お会いできていなかったので、このタイミングしかなかったので、ちょっと驚かせるように呼び出せば必ず来てくれるかと思って、と言われました(笑)。

お詫びというわけではないですがその時にクリスマスプレゼントで栄養ドリンクをいただきましたが、このご夫婦は建物の引き渡し後にはご自宅に招かれてお料理をご馳走になるなど今でも関係が続いています。お客様とも「ずっといっしょ ずっとしあわせ」を感じられるのも照正組らしさかもしれないですね。

未来の後輩へメッセージをお願いします。

積算室は経験値がないと難しい仕事なので中途採用がメインだと思いますが、新卒入社の方にもキャリアパスの中にこのようなチームがあることを知ってもらいたいです。

現場管理の仕事で言えば好きで入ってくる人が多い職種だと思いますが、それでも慣れるまではしんどい仕事かもしれません。ときには職人さんからキツい言葉をもらう場面もありますが、職人さんたちもプロの仕事をしているから出てくる厳しい言葉なので、気にし過ぎないこと。逆に職人さんたちと積極的に話しをするように心がけると、早く一人前になろうと意識しているんだと思って丁寧に教えてくれます。聞くことは間違いを生まないことに繋がるし、一番知っていて一番影響を受けるのも職人さんなのでコミュニケーションをしっかり取っていきましょう。

頑張った証が形になる仕事なので、もし親になったとき「これを作ったのは自分なんだよ」と子供に誇れるということをイメージして欲しいと思います。

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